OpenTextは、エンタープライズ向けバックアップ&リカバリ製品Data Protectorのバージョン25.2をリリースしました。
今回のリリースでは、日本語を含む複数言語への対応をはじめ、多様なお客様のニーズに応える数々の強化が行われています。
主な新機能・強化ポイント
1. SAP HANAパフォーマンスの大幅向上
バックアップ/リストアの速度が大幅に改善され、RTO(目標復旧時間)・RPO(目標復旧時点)の最適化に貢献します。
2. Magellanによるカスタムレポーティング
標準レポートに加え、企業のニーズに応じたレポート作成や自動配信が可能に。柔軟なレポーティング環境を実現します。
3. ロールベースアクセス制御(RBAC)の改善
UIの改善や設定の柔軟性向上により、RBAC機能がさらに使いやすく。幅広いユーザーへの対応力が高まりました。
4. BtrfsファイルシステムのDR(ディザスタリカバリ)対応
SUSE Linux Enterprise Server(SLES)において、Btrfsファイルシステムもディザスタリカバリ対象としてサポートされます。
5. GPTディスクパーティションのサポート
GPT形式のパーティションに対応し、柔軟かつ信頼性の高いストレージ管理が可能になりました。
6. Hyper-V環境での個別ディスクのリストア対応
Hyper-V仮想環境における個別ディスク単位でのリストアが可能に。復元作業の効率が向上し、ダウンタイムの短縮にも貢献します。
7. テクノロジースタックの更新とセキュリティ強化
最新の技術に対応しつつ、セキュリティ面でも強化が行われ、より安全で信頼性の高い運用を支援します。
ダウンロード・サポート情報
有効なサポート契約をお持ちのお客様は、Software Licenses and Downloads PortalよりData Protector 25.2のダウンロードが可能です。
アクセスにはMicro Focusアカウントでのサインインが必要です。
詳細な機能や変更点は、MySupportに掲載されているリリースノートをご確認ください。
サポートライフサイクルについて
Data Protector 25.2の現行メンテナンスサポートは、2026年5月31日まで提供されます。
今後の運用計画やバージョンアップをご検討の際は、サポート期限もあわせてご確認ください。
Data Protectorをご利用中のお客様は、ぜひこの機会に最新バージョンへのアップデートをご検討ください。
ご不明点やご相談がありましたら、こちらからにお問い合わせください。